モンモンとした日々を送っているヤングに語る、オヤジにしかわからない人生観!

MUNENOBOOKSのメンバーからオススメされた1冊。
この彼、いつも変わり種の本を勧めてくれる、オモシロい子。
オモシロい子の勧める本は、やっぱりオモシロい。

この『オヤジ国憲法でいこう!』の著者は、しりあがり寿という、ぶっとんだお名前。
しりあがり寿さんの主張は、10代の若い子たちが考えていそうなこととまるっきり正反対なんですよ。

目次を読むだけで、なんと面白そうなんだ!と興味をそそられちゃうくらいに。

第1条 個性ハ必要ナシ
第2条 友達ハ大切ナモノニアラズ
第3条 恋愛ハロクナモノデナシ
第4条 真理ヤ理想ハ幻想ナリ
第5条 ヤングノ敵ハ隣室ニアリ
オヤジ国憲法補則

今まで、大人(特に両親と先生)が、子どもに教えてきたことってなんだったんだろう?
って思わず、笑っちゃいます(笑)

「自分らしさ」など、カエルのヘソのようなものだ。
とか
ヤングは「友達の呪い」をかけられているのである。
なんていう、パッと見、意味不明な言葉も散乱しています。

ただ、読み進めていくと、このオヤジさん、かなりいいこと言っています。
人生経験を積んだオヤジにしか発せない言葉は、(ギャグみたいなのに)鋭いことを突いている・・・気がします笑

世のヤングたちよ。
若者への愛があふれた、しりあがり寿さんの言葉から学び、もっとハッピーな生活を送っちゃおうぜ!

生真面目すぎる大人もどうかと思うので、生真面目すぎる大人の方にもオススメです。