最初に注意喚起をしておきます。
この本、なかなかくだらない上に、哲学者をバカにした物言いをしていて、哲学に造形が深い人ほど気を悪くします。
なので、そういう人は読まない方がいいです。

もはや哲学者の言葉を訳している訳でもなく、持論を展開しているだけです。
女についての章では、ブスの悪口しか書いていないと言ってもいいでしょう。
さすが毒舌芸人です。

ただ、お金に関しては
金は増やそうと思えば減る。貯めようと思え
とか
いざというときのために地道に500円玉貯金
とか、至極真っ当なことも言っています。
かなり売れていて人気者になった今でもそうされているなら、かなりの倹約家。

嘘か本当かはわかりませんが、
身分不相応なんでいまだに百貨店にひとりで入れません
っておっしゃってます。
(この本が出たのは2012年)

有吉さんの性格というか生き方が一番出てるなと思ってのは、
ウソで固めた人生で人に感心されたい
という言葉。
究極にひねくれてるな、ってそこを感心しちゃいました!(笑)

有吉さんほど、人と違うことを考えて、人と違う生き方をすれば、もはやエンターテイメント。
いぶかしがる人もたくさんいそうだけど、突き抜けてるから、もうOK。
なんか、もう凄いとしかいいようがないです。

これからBookCafeを作る私にとっては、
うまかろうが、まずかろうが、カレーやオムライスは800円まで!!
が一番参考になりました!

うん。
やっぱり全く哲学の話じゃないですよ、これ(笑)