むねちゃんのお部屋

大阪在住の2児の母です。鬼ごっこで遊びながら社会をより良くするプロジェクトを運営しています。読書の備忘録をも。

会社と家庭の成長は密接に関係している。

数多くの著書を出し、コンサルタント、コピーライターとしても超一流と名高い神田昌典さんが、自身の経験や実話をもとに書いたストーリー。
大きな成功を収めた後、人生はハッピーエンドになるのか?

理想と現実のギャップに苦しむ、成功者たちの落とし穴がそこにはありました。
会社と家庭の関係や、会社の成長段階で起こる問題のパターンを事前に学び、課題を乗り越える方法がこの一冊に詰まっています!

以下、本書のポイントです。
ビジネスで成功するためには、第一にタイミング、第二にタイミング、第三にタイミングだ。つまり、いつ市場に参入するかが鍵なんだ。

商品にしても事業にしても、成熟期というのは、じつは次世代のはじまりなんだ。革新を起こすには最適な時期なのさ。

成長が一服した総合業種で、専門化できるような隙間を見つければ、新しい成長カーブをつくれる

「成功したいならね、偶然に注意して。偶然を偶然と思わないで」

「僕がビジネスモデルを判断するときには、大きなチェックポイントが三つある。第一のポイントは、このビジネスまたは商品が成長カーブのどこに位置づけられているのか。第二のポイントは、ライバル会社との比較で優位性があるかどうか。第三のポイントは、ビジネスを継続するためにじゅうぶんな粗利が確保できるモデルか。」

どんなに大口の顧客がいても、顧客数が少ないうちはいつも不安だ。(中略)自分が主導権を握れずに、つねに相手によって振り回される。
収入はシンプルな法則で決まる。どれだけ多くの顧客に役立てるかだ。

お客さまの声を吸いあげれば、お客を呼べる。お客がひとりもいなければ、商品を無料であけてでもお客を作る。はじめから利益を出そうとする必要はない

「だからプラス思考になるのは、結果を出すうえで必要だ。僕が言っているのは、行き過ぎたプラス思考は、マイナス思考をそのコミュニティに生むということだ」

「夫が成功すると、その成功に妻は嫉妬する。
これは女が嫉妬深いからじゃないよ。当然、男だって同じ立場になれば嫉妬する。」

「子供は、家庭がすべてだ。家庭が居心地悪く、安全な環境じゃなかったら、自分が育つことができない。そこで夫婦仲を取り持とうとする。
できるだけ簡単に言うよ。子供は、いい子か悪い子になろうとするんだな。子供が二人いる場合には、ひとりがいい子になり、ひとりが悪い子になる。いい子は、親のいうことを何でもよく聞き、優等生になることで、家庭のヒーローになる。そのことで家族の絆を取り戻そうとする。一方、悪い子は暴力をふるったり、病気になったり、事故にあったりする。そうなれば、夫婦が協力して問題に立ち向かうからね。こうして夫婦の絆を回復するように働きかける」

これだけの犠牲をユキコが払っていても、タクは自分もそれ以上、仕事で苦労しているという意識があった。それは不毛な戦いだったかもしれない。どちらがより家族のために犠牲を払っているかという戦い。どちらも勝ったときには、ぼろぼろになっているだろう。ところが、その戦いの原因も虚しさも、戦っているときには見えない。

夫婦でうまくいくためには、お互いが同じスピードで成長していかなければならない

「知識がなければ、我々は感情の奴隷になり、パターンにはまり込む」

怒りのキャッチボールが会社と家庭で行われている

優れたチームを育てるのは、子育てと同じなんだ。
(中略)子供は母親からのたくさんの愛を感じて、自分は安全である、信頼されているという環境をつくらないと、しつけをどんなに厳しくしてもダメなんだよ。第一に母親的な愛情。その次に父親的なしつけを行うことが大事。

会社を成長させるためには、人間に対する理解がいちばん大切だということです。私たちは、母親の愛の重要性、そして父親の意思の重要性を学びました。その両者の協力の上に、はじめて創造力が生まれ、それを実行する力が得られることを学びました。

会社と家庭とは、相容れないものではないのです。会社が成長する仕組みと、家庭が成長する仕組みは同じなのです。

クレドを通して効果的に、企業の哲学を浸透させていく
自然に誰もがまとめ役の資質を持てるようになる

会社と家庭の成長を結びつけて捉えている話は他で読んだことがありませんでした。

家庭を持つビジネスパーソンやバリバリ働く夫を持つ専業主婦の方に読んでもらいたい一冊です。

 

夫婦で出かけた後の夕方。
旦那さんも私も眠くなってお昼寝。

頭がぼーっとなっている中で「眠いなぁ」と思いながら、息子の授乳していました。
(この後、お風呂掃除して、夕食作って、そしたら・・・)と、せわしなく思考がぐるぐる。

そんな時、「今、幸せを感じなくていつ感じるんだろう」 って気持ちになりました。

こんなに穏やかな休日を過ごして、
お義母さんとお祖母ちゃんが「夫婦で出かけて来なよ」って息子を預かってくれて、
息子が手間もかからず上手にお乳を飲んでくれて、
生活に困らないお金と環境があって、
ありがたいなって。

世界規模でみたら文字通り、有難いことなんだと思います。

そんなことを考えていたら、部屋に旦那さんが入ってきて
お互い同じタイミングで「「(体調)大丈夫?」」ってハモりました。 

同じ気持ちで気遣い合える、 それがまた、たまらなく嬉しく思います。

こんなささやかな毎日に、感謝の気持ちでいっぱいです。
 

大学時代、ゼミの先生に言われた言葉を思い出しました。

一番いい告白の仕方は、面と向かって『好きです。』と伝えること」という言葉。

先生曰く、駆け引きをして相手の気持ちを探ったり、遠回しに告白するよりも、真正面から告白する方が相手の心に届くと。
「好きです」なんて言われ慣れていない人ばかりだから、本気度も伝わると。

数か月後、好きな人ができた時、素直な?私は先生の教え通り、「好きです」と彼に告白しました。
その日からつき合い始めて早4年半。
もしかしたら、この先生の教えがあったから、今、彼と結婚して、息子とも出会えたんじゃないか、そう、ふと思うのです。

女の私から告白したと言うと驚く人が多いけど、恋愛で大事なことは「自分の気持ちを相手に伝える」ということだと思うんです。
それも、自分から先に
男とか女とか、関係ない。

そう思う理由は3つ。
①結果に対して納得できる。
②物事に主体的になれる。
③気持ちを言葉にする力がつく。

①について。
まず、振られても納得できると思います。
好きで仕方なかったのに、いつの間にか意中の相手に恋人ができたら、「もし、自分が先に告白していたら・・・」と「もし~だったら」系の未練がほぼ確実に残ります。
一方、告白が成功してつき合いだしたとして、相手の嫌なところや合わないところが見えてきても、「そっちが好きって言ってきたから仕方なく付き合っている」んだ、などという愚かな感情は湧いてきません。←意外とこういう人いる。
告白した時の相手を想う気持ちを思い出すことができます。←これ大事!
付き合うのも、付き合わないのも自分の責任って思えます。

②について。
恋愛で自分の主体性を発揮できると、他のことにも主体的になれます。
何事も他人任せで、流される人生からの脱却です。
流れに身を任せるのもたまにはいいですが、ここぞという人生の分岐点では主体的でありたいもの。

③について。
相手が自分のことをどう思っているかわからない時、「好きです」と告白するのは勇気がいります。
誰だってフラれるのは嫌だし、かっこ悪いから。
それでも、ちゃんと自分の気持ちを伝えれた時、ちょっとだけ強くなれる自分がいます。


相手の告白待ちをしたり、 なんとなく付き合ってるのかなってずるずる関係が始まっていったり、そういうカップルは大抵長続きしないですよね。
傍から見ていると、「早く告白しろ!」ってお節介ながら言いたくなっちゃいます。

SNSが流行って、なんでもSNSやLineでやり取りできちゃう今だからこそ、直接会って、言葉を伝えることの価値は高まっていると思います。
相手の顔色や声色、匂いや体温、立ち方、座り方、すべてが相手へのメッセージです。


恋愛から結婚に発展したら、その相手は「運命共同体」になります。
生涯にわたって共に生きる相手を、自分で選びたくないですか?

なら、ちゃんと自分から気持ちを伝えましょう。


移動式本屋さんの店主からあなたに贈る一通の手紙。
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神奈川県を中心に活動する移動式本屋MAMEBOOKSの峰尾亮平さんが、ご自身の文章を本にまとめたのがこの『letter』。

本書は、本、音楽、詩、人の紹介や日記が綴られていて、独特の語り口が不思議と心に残る作品です。
個人的には本屋さんの先輩として、どのような文章を書かれているのか気になって読んだ一冊でしたが、いい意味で裏切られました。
小さな声に耳を傾け、自らも小さき声を伝え続ける、真摯に生きる1人の人間としての峰尾さんがこの1冊に表れています。

「letter」は非売品で、峰尾さんに連絡するとすぐに送ってくださいました。
(1冊1冊郵送ってすごい手間暇!)
郵送以外では、峰尾さんのお知り合いのお店に置いてあるみたいです。
詳しくは峰尾さんのブログ記事へ⇒冊子をつくりました「letter - memorandum 2015 -」

以下、印象的な言葉をまとめます。
「小さき声」に「耳を澄まし」続けることは、「他者」を、もっと言えば、「じぶんと同じであり、じぶんと違う他者が居るということ」を「知ること」に繋がる。他者とは、この国で、この社会でともに生きる人々である。

入ってくるものはゼロにはできません。ぼくはそれを望んでもいません。入ってきたものをすべて忘れられはしません。すべてに向き合うこともできません。

行為や罪は憎む。しかしながら、彼の出自や生活や環境を責めることは、わたしたちの社会の一部を責めることと同義になるのではないでしょうか。言うまでもなく、わたしたちの社会はわたしたち自身が作っているものです。「わたしたち自身」には、どんなに思想が相容れない人でさえ含まれているし、含まれなくてはなりません。

本は手紙です。遠く育った人からの、遠く生きた人からの、静かで雄弁な手紙。

letterで紹介されていて、読んでみたいなと思った本。

自分では選ばなかっただろう本との出会いは、新しい自分に変わるきっかけになるなと思います。
いつか峰尾さんに会いに行きたいな♪


ユーモア満載の人生革命論。

コピーライターのひすいこたろうさんが教えてくれるのは、人生が一瞬で最高になる「ものの見方」。
歴史に名を馳せた人物がどのようなものの見方をしてきたのか、クイズ形式で学ぶことができます。

ひすいさんと辛口な奥さん、心優しい息子さんのエピソードは、思わず笑っちゃいます。
幸せと思うか、感謝できるかはすべて見方次第なんだと気づかされます。

以下、本書のポイントをまとめます。
ここで僕は気づいたわけです。僕が仕事で褒められることが多いのは、妻が強力に僕に逆風を吹かせてくれていたおかげだったんだと。たった一人で僕のために孤軍奮闘してくれていたのかって。
そう思ったら、
「辛口な妻よ、いつも僕をけなしてくれてありがとう」
僕は思わず妻を抱きしめそうになりました(笑)。

悪妻(悪夫)の見方
「逆風」は「運の貯蓄」と捉え、空高く舞い上がれるときと感謝する。
弱風を吹かせてくれてありがとう。
空高く舞い上がらせてくれてありがとう。
いつも謙虚でいさせてくれてありがとう。

相手の立場になることで、和平さんは人の喜びで、自分の心を満たしているんです。
和平さんの人生がうまくいくのは、
「分け与えよう、分かち合おう」
と思っているからです。

「わたしが頑張ったんじゃない。
わたしの家族が頑張ったんだ。
わたしが頑張ったんじゃない。
リンゴの樹が頑張ったんだ」
(木村秋則) 

一番問題が起きる人を「主人公」というのです。
一番問題が起きない人を「通行人」といいます(笑)。

つまり、あなたとまったく真逆な世界観をもつ者(悪役)が現われて、ぶつかりあうことで、あなたの世界観は一新され、ニューワールドを生みだしていくということです。
だから、悪役が現われ、試練が訪れたときに、あなたが言うべきセリフはこうです。
「面白くなってきたぜ!」

「目の前の子供に『生まれてきてくれてよかった』って言いたい気持ちがあるから映画を作ろうって思うんです」宮崎駿

あなたがいまやっていることを、面倒くさくするほどに、あなたらしさが出てきます。お客さんが増えていきます。他社はマネできなくなります。
どんな面倒くささをやれるかが、あなたの持ち味となり、個性となります。
あなたは誰を喜ばせたいですか?
その人の笑顔のためにできることをすべてやり切るのです。
そのとき「面倒くさい」=「いきがい」になります。

事実よりも、もっと大きな影響力があるもの、
それが「自分がどう思っているか」です。
それが一番パワーがある。

「仕事というのは本来尊いものだがね。
世のため人のためになってるよね。
赤字になるというのは、
何のためにという動機を忘れてしまうからだよねぇ。
だから、動機を思い出させてあげれば
たちまち黒字に戻るがね。
動機はたいがい愛につばがっとるねぇ」
(竹田和平) 

辛いの一歩先にあるもの、それが幸せです。

人は、思い通りにいかないことを嫌います。
でも、人生の達人は思い通りにいかないからこそ、「面白い」、そう考えるのです。
事実そうです。

人と人とのつながりのなかに大きな幸せはあるんのです。
孤独とは、そのつながりを感じられない状況です。
そんなときは、「役割」を思い出せばいいんです。

「ムリだ」「不可能だ」「あきらめろ」と言われたときの見方
感動が生まれる3条件がすべて整ったと見る。

「ふざけんな!」って言いたくなるときや、逆境においこまれたとき、
そんなピンチのときほど、見方を変えれば絶好のチャンスなんです。
なんのチャンスだと思いますか?
相手の心に伝説に残るチャンスです。

人生で起きることは、すべて最高なのだ!

逆境に立たされていると思っている人、人生の苦難から逃げ出したい人は読んでみると、人生の見方が大きく変わること間違いなしです。
ぜひ、読んでみてください!



仏道から学ぶ休脳生活のススメ!

現代人が、日常から強い刺激に囲まれ、さまざまなことを考えすぎている傾向にあります。
怒りや不安、苦しみが蔓延する生活の中で、どうすれば心やすらかに暮らしていけるのでしょうか。

『考えない練習』の著者、副住職を務める小池龍之介さんは、頭で考えるのではなく、五感を研ぎ澄まし、今に集中する方法を推奨しています。

以下、ポイントをまとめます。
私たちが、「いま自分は五感のうち、どれを使っているのか」に自覚的になるためには、これらの感覚を漫然と行うのではなく、能動的に行うことです。

私たちは自由に考え、自由に話をしているつもりでも、そこにあるのは「刺激によるインプット」と、「思考が自動的に反応するアウトプット」だけなのです。

もし、ムカつく!と思ったら、すぐにこの「ムカつく!」をカギカッコでくくってしまうのです。
(中略)あくまでも、ひとつの見方や意見として、いまこの「ムカつく!」が持ち上がってきているだけなのだなと自己認識することです。

本当に申し訳ないという気持ちがある場合は、自分の心を楽にするための謝罪や言い訳ではなく、相手のしんどさを和らげるためにどうするかを考えると良いでしょう。

「自分の言葉や行動が原因で、相手に苦が生じてしまっているのが明らかな場合」
「嘘のない言い訳を相手に伝えることにより、相手が楽になることが確かな場合」
これらの条件が揃った場合は、誠実な言い訳が有効なこともありましょう。

いま自分がどんな感情を抱いているかを、日常生活の中で、呼吸を通じてチェックする練習をしていますと、次第に自分の感情に気がつきやすくなります。

コミュニケーションにおける、ありとあらゆるすれ違いは、相手が自分を犠牲にして快楽を得ているのではないかという妄想に基づいています。

どのような時でも役に立つのは、相手を突き動かしているのは、苦しみ=ストレスなのではないか、という洞察です。

人と会うごとに、自分の姿が映像として相手の目に映っていて、その映像が相手の心を刺激していることを、常に心の片隅においておくのです。

「これは自分じゃない」と思いつつ出している憎悪こそが普段は出せない本当の自分の姿なのです。

充実しているとか幸せであるということは、実は「何を食べているか」にはほとんど依存しておらず、単に「食べているものに、しっかり心がとどまっているか、いないか」ということによってのみ決まっているのだ、とわかってくることでしょう。

無自覚的にものを増やしていくと、必然的に人格も次第に悪化していきます。

買いものには投資という側面もあります。本当に好ましいと思えるものをきちんと選んで、それを作ってくれている人たちにお金を回すという心持ちで買いものを行っていると、自分はきちんとした形でお金を使っているなと心から満足できることでしょう。

仏教入門としても楽しめる1冊です。


人生の教科書的1冊!

一人前の女性として、夫を支える妻として、「内面的に成長したい」と感じていた頃に出会った本。
それが今日ご紹介する『人間としての成熟とは何か』。

本書では、
・すべてのことに善と悪の両面がある
・「努力でも解決できないことがある」と知る
・「自分の不運の原因は他人」と考える不幸
・自分の立場を社会の中で考えられるか
など、人間としての本質的なことが記されています。

独自の視点から世の中を俯瞰している曽野さんの言葉は、時に厳しく、時に優しく、心に響きます。
男女問わず、学びがある濃い一冊です。

以下、本書のエッセンスです。
人間の努力がなくていいわけではない。しかし努力でなにごともなし得るというわけでもない。そう思えることが、一人前の大人の状態だ、と私は思って来た。

学問はできても、人間を理解していない人が職場に入ると、気の毒に当人は少しも満足せず、周囲がことごとく不満の種で、しかも自分は、世間と他人から実力を評価されていない不幸な人生を歩み始めてしまったと思い込むようになる。
そういう人の特徴は、ことごとく「他罰的である」ということなのである。自分のせいでこうなった、のではなく、何でも他者が悪いのである。

まっさらで現実を全く知らないような人には、おもしろみがない。しかし世の中の悪さに汚れきって平気な人も、使い物にならない。

人生の雑音には超然として楽しい日を送り、日々が謙虚に満たされていて、自然にいい笑顔がこぼれるような暮らしをすることが成熟した大人の暮らしというものだ。

少なくとも成人に達していたら、自分が親だけでなく、友人にも、日本という国家を作り上げて来たまだ会ったこともない社会のどこかで働く他人によっても、育てられ、助けられて来たという自覚がない方がおかしい。

遠い他人にいっときの親切を尽くすことは簡単で誰にでもできる。しかし身内の人に、生涯を賭けて尽くす決意をすることの方がずっとむずかしく意味のあることなのだ。それこそ絆の本質である。

自分の視野を広げ、人生を謳歌していくことが、どんな立場の人にもできると勇気づけられます。
老いてもなお、精力的に活躍する著者の教訓がたくさん吸収できる一冊です。

人生に不安や不満を抱えている人には特にオススメです。


 

これからのまちの本屋と書店員魂。

書店勤務を経験したのち、田舎にある実家の本屋を継いだ田口さん。
地域の社交場として親しまれたその場所も、経営が成り立たなくなりお店を閉めることに。
それでもまだ、書店員として書店の最前線に身を置くことを決意する。

舞台は岩手県盛岡にある、さわや書店フェザン店。
この書店の特徴は、「売れる本を生み出す」ということ。
売れている本を売るのではなく、価値ある本を掘り起し、地域のお客さまに提案していく。
お客さまがいいと思えば、口コミで広がり、店頭でも猛プッシュ。

書店員とお客さまが密接に連携して、本屋を作り上げているといった感じです!
こんな本屋さんがもっと増えていくと地域は活性化し、まちの本屋は残っていくに違いないと思いました。

以下、ポイントをまとめます。

本屋は、本と、情報と、そして人が絶え間なく集う場所なのだ。その空間をどう使うか、まだまだ大きな可能性が詰まっていると思う。

「うちは一〇〇〇坪の店じゃない。この坪数の中で、これをいつ売るか、ということを考えながらやっていかないと、自分が枯渇するんだよ」
(中略)伊藤さんは本には“旬”があるといつも語っていました。新刊だから旬だというわけではない。古い本でも旬がやってくる。そのタイミングで、いかにお客さまに提案できるか。それが書店員には問われるのだ、と。

お客様と、とにかくコミュニケーションを交わす人でした。お店にいるときは、ずっとお客様と話していました。

大事なことは、すでに売れている本を仕入れることではなく、売れる本を自分たちでどうつくっていくか、ということです。その店の中できちんとしたプロセスを踏んでいないと、実は本当には売れていかないのです。

POPの書き方も、他の本屋と違わないといけない。単なる感想を書いてもいけない。その一冊が、さわや書店フェザン店で買うと違う一冊に見える、というようなPOPの書き方をしたい。

自分たちの満足のためにやるのではありません。あくまでも、お客さまのため。したがって、「この本をお勧めするのは本当に今なのか」ということを、理解していなければいけません。もっと言えば、店にやってくるお客さまのことを、きちんとわかっていないといけない、ということです。

お客さまがどんなものを必要としているのかを想像して、そこにたどり着くまでの道筋を何通りもつくるのが、本屋の面白さだと思っています。出会うのはお客さま。近づきすぎないようにする。お客さまと本との出会いのお手伝いを、たとえ一冊でもできれば幸い、という考え方です。

売った本の数だけ、何かが起きるかもしれないという想像力を持って仕事ができるかどうか。
 
「迷ったら返品の山に聞け」

かつての出版社の営業の方は、自社の本だけではなく、他社の本の話をされる方も多くいました。自社の本を売るために、他社の本とどう組み合わせて展開するのがよいかを夜通し教えていただいたこともあります。(中略)こうした営業の方からの情報が自店に売り上げをもたらしてくれるという側面を忘れてはいけません。

僕は、大事なのは「売らされる」のではなく「売る」ことだと思っています。その意識の転換にかかっています。

「本屋という場は、きょういくときょうようの場だよ」と。
「(中略)僕たちが目指さないといけないのは“今日行く”と“今日用”。今日、そこに行く場として存在すること。それから、今日用がある場であること。行くところをつくることと、用があるところをつくること」

地域の中でどういう役割を担っていきたいか、地域のためにどれだけのことができるか。本を介して、どんなことを地域に提供できるのか・・・・・・。

書店経営には、間違いなく外商が必要なのです。

本屋の危ないところは、本屋としての理想を掲げたくなることです。本屋の人間が本屋の理想を語り始めたときに、本屋の危機は始まると僕は思っています。
それはあくまで、自分たちの話にすぎません。

儲けようという気持ちもそうですし、価値を押し付けようとするのも同じです。本屋としての価値を世の中に訴えたい、という気持ちが強すぎると、相手の引かれてしまう。

このブログの本の紹介も「今だから、この本!」というタイミングで紹介できるようになりたいと思いました。
そのためには、もっとたくさんの本と出会っていかなければ!

本屋が好きな人、本屋の未来について考えたい人は、ぜひ読んでみてください。
もちろん、書店員さんにはすごくオススメです!


失敗から学び、創り続ける最高のチームワークの形。

世界で一番使われるグループウェア・メーカーになる」を理念に掲げるIT企業、サイボウズの社長さん青野慶久氏。
青野さんは数々の企業をM&Aで買収したものの、子会社の業績悪化や社員の離職に悩まされていた。
青野さんを変えたのは松下幸之助さんの言葉だった。
本気になって真剣に志を立てよう。強い志があれば事は半ば達せられたといってもよい
それからは自分のこれまでのやり方を180度転換し、他には類をみない「多様性」のある会社作りを始める。

公明性大、自立、事実と解釈、成功と失敗、起案と承認、チームワーク、コンセプトなどあらゆる言葉を再定義し、全社員に共通認識を持たせ、共感を求める。
社長自らが理念や制度を浸透させるために、手本となり、メッセージを発信し続ける。

今のサイボウズができあがる過程が正直に語られています。

また、サイボウズの一番の特徴ともいえる人事制度は大変面白く、今後の日本社会全体に波及する先進事例だなと感じました。
最長6年間の育児・介護休業制度、育自分制度、人事部感動課、定年制の廃止、部活動支援などなど。
社員の要望にこれでもか!と応える姿勢は脱帽です。

以下、ポイントをまとめます。
真剣に成功を目指したとき、会社を去る人のことをくよくよ悩むだろうか。悩まない。そんな余裕はない。残った人で何とか成功することに集中する。誰かに批判されたことを気に掛けるだろうか。掛けない。批判されても死にはしない。粛々と次の課題に取り組むだけだ。

覚悟を決めている人は言い訳をしない。(中略)言い訳をしない人は心が強い人だ。しかし、心が弱い人でもその領域に行けると気付いた。それは、保身をあきらめることだ。

今、目の前にいる従業員がそもそも1人1人まったく違う存在だと考え、彼らの個性を制限している障壁を取り除いていく。すでに社員は多様であり、それを一律的な規則で働かせるのをやめるだけである。

私はメンバーに「サイボウズのことを酒場で愚痴るのは卑怯だ」と伝えている。問題があるなら上司に言ってくれ。上司が動かないなら、その上の上司に言ってくれ。最終的には私に言ってくれ。それでも変わらないかもしれないが、質問することから逃げないでほしい。それが質問責任を果たすということだ。

「『事実』と『解釈』は別物である。実際に起こったことが事実で、それを見て思ったことが解釈。たいていの場合、事実は大したことはない。解釈を付け加えることで、人は感情的になってしまう」

成功や失敗は、掲げた目標に対する結果の相対的な位置を表現しているに過ぎない。

コンセプトとは「誰」に「何」と言わせたいか。

意思決定の基本は何か。(中略)「起案」と「承認」だ。誰が起案し、それを誰が承認するのか。組織がややこしくなるのは、これが決まっていなかったり、守られていなかったりするからだ。

「やるべきこと」とは、周囲に期待されていることを表す。

信頼する人から期待の言葉をかけられるときほどモチベーションが高まる瞬間はないだろう。それが足りないと思えば、それをもらいに行けばよい。

人事制度を作れば終わりだと思っていないだろうか。風土変革のない制度変革は効果なし。

サイボウズにおけるすべての制度は、「グループウェア世界一」のための制度です。今回の制度は、外出時にさらに効率よく働いていただくための投資です。外勤メンバーが世界最高レベルの成果を上げるための投資です。サイボウズらしい、見事なコーヒーショップの活用に期待しています。その目的を無視して運用されるのであれば制度はすぐに廃止しますことをご理解ください。

今までになかった制度を最初に使うのは勇気がいる。ここでリーダーの出番だ。リーダーが使えば、メンバーも安心して使えるようになる。

リーダーの行動をメンバーは見ている。

風土作りの終盤戦は、「変え続ける」文化を創ることである。(中略)しかし、現行の制度・風土がメンバーに支持されていればいるほど、変える理由が乏しくなる。変化に対して抵抗感が生まれる。

まず、スモールスタート・スモールチェンジという手段が有効だろう。新設・変更する制度の適用範囲を制限し、小さく始めることで失敗のリスクをコントロールしながら進める方法だ。

感動を生み出すためにまとめた5つの要諦「kando5+1」
①「努力」 努力なきところに感動なし
②「メッセージ」 伝えたいメッセージこそが感動の華を咲かせる
③「共感」 共感があればあるほど感動の華は大きくひらく
④「手間」 手間をかけることでメッセージがより深く響く
⑤「サプライズ」 サプライズが感動の種に芽を出させる
+1 「for you」 その努力が自分のためではなく誰かのためだった場合、感動は最大化する

緩い気持ちを引き締めるのは、飴でも鞭でもなく、高い理想への共感だと考えている。

他社に破壊される前に自ら破壊せよ

「利益とは、人件費を払った残りカスである。人件費を払うために利益が必要なのだ」

我々の利益を実現させるために資本主義の仕組みを使うのであって、資本主義の仕組みに使われないようにしたい。

サイボウズの制度をそのまま真似するのもいいと思いますが、なによりも制度を作る仕組み、考え方を学ぶことが大切だと思いました。

職場環境改善、チームワーク向上に取り組んでいる方は必読です!!


涙なしには読み切れない、心を癒すストーリーに出会えます!

年始に紹介した本田健さんの『決めた未来しか実現しない』 (紹介記事はこちら)に出てきた、この本を買って読んでみました♪
本書は世界各地で翻訳されてその総発行部数は1億部と言われているそうです。
桁が違い過ぎるΣヾ( ̄0 ̄;ノ

この本は、あらゆる自己啓発セミナーの講師たちが語ってきたストーリーの中から、特に優れたものを選りすぐってまとめられたストーリー集です。

読んでみたのですが、世界で買われるのも納得の素晴らしい本。
自称読書好きのくせに、存在すら知らなかったことが悔しいくらい・・・。
最初のストーリー「子犬と男の子」から、本の中に惹きこまれちゃいました!!
もう序盤を読んでいる最中から、友達やお世話になった人にプレゼントしようっと思ったくらいです♪

以下、個人的に心に残った言葉をまとめます。
行く先々で愛をふりまきなさい。まずは、自分の家から始め、子どもたちに、伴侶に、そして隣の人に愛を与えなさい。あなたに会いに来る人を幸せな気分にして帰しなさい。神の優しさをあなたが身をもって示しなさい。あなたの表情にも、まなざしにも、笑顔にも、心をこめたあいさつにも、神の優しさを宿すことによって。
マザー・テレサ

「スラム街からあんなに大勢の成功者が出るなんて驚きました。あなたは、一体どんな魔法を使ったんです?」
その先生はパッと顔を輝かせ、口元に微笑を浮かべると、こう答えたのでした。
「とても簡単なことです。私は生徒たちを愛したのです」
エリック・バターワース

「ほらバディー、見てごらん。さっき言ったとおり、すごい車だろ。そこにいるおじさんの兄さんがクリスマスプレゼントにくれたんだって。それも、まるっきりタダでくれたんだって。お前も、待ってなよ。兄ちゃんが、いつかきっとあんな車をお前に買ってやるからね。そしたら、いつも話してるクリスマスのきれいな飾りを、その車に乗って見に行こうね」
(中略)このクリスマスの日、ポールは聖書のみことばをしみじみ感じたのである。
「受けるよりは与える方が幸いである」
ダン・クラーク

この経験を通して学ばなければいけなかったことが何かを悟った。それは自分を素直に表現することであり、見返りを期待することなく愛を伝えることだった。彼女とのかかわりではなく、自分自身とのかかわりを深めることだった。

もし、あなたが死を目前にして
あと一本しか電話がかけられないとしたら、
誰にかけますか?
どんな話をしますか?
さあ、いますぐ電話をかけてみてはどうですか?
スティーブン・レヴィーン

「・・・ところでトミーは、僕がいくつも会社を持っているのを知っているかい?君が大きくなったら雇いたいなあ」
「悪いけど、それはダメ。だって大きくなったら、ぼくがあなたを雇いたいと思ってるんだから」

失敗だって?私はまだそんな目にあったことはないよ。
ちょっと立ち止まることはあってもね。
ドティ・ウォルターズ

『かもめのジョナサン』は、マクミラン社で一九七〇年に出版されるまでに、一八社で出版を断られた。ところが、この本は、出版後五年もたたないうちに、米国内だけで七〇〇万部以上売れたのである。

あらゆるものを奪われた人間に残されたたった一つのもの、それは与えられた運命に対して自分の態度を選ぶ自由、自分の在り方を決める自由である。
ビクター・E・フランクル著『夜と霧 -ドイツ強制収容所の体験記録ー』より

勇者と俗人との根本的な違いは、勇者は全てのことを挑戦と受けとめるのに対し、俗人は全てのことを幸運か不運のどちらかと考えることだ。
ドン・ファン

時代を超えて語り継がれる本は、国籍や性別、年齢を問わず心に響くものがあります。

アメリカでチキンスープと言えば、風邪を引いたときにお母さんが作ってくれる食べ物の定番だそう。
この本のタイトル通り、心の風邪を引いている人を癒すこと間違いなしです!!





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